昨年の夏でした。
母が
『体調が悪い』
『頭が痛い』
『何もしたくない』
と言い出したのは…。
嗅覚障害でずっと病院に通っていたせいかまったく心配していなかった私。
本当に辛かったら自分で病院へ行くだろう…
そう思ってました。
しかし…ちょうどお盆の時でした。
母は排便に失敗し、トイレ、下着、布団などを汚し、何故かその汚れた格好のまま布団で寝ていました。
それに気づいて母を風呂場へ誘導し、綺麗に洗うように言ってトイレや布団などを洗っていたら、母はなかなか風呂場から出てこず、心配して見に行ったら倒れていました。
意識はあったので、救急車は呼ばず救急外来に連れて行きました。
いろいろな検査をしました。
症状から見て脳の異常ではないかということで、本来ならばMRI検査をするのですが、母の場合、若い頃にくも膜下出血を患い、頭の中の動脈瘤をクリップで留めているので磁石をつかうMRI検査は出来ません。
加えてヨードアレルギーで造影剤の検査が難しいのです。
なので普通のCTスキャンで撮影した画像をみて医者がこの時言ったのは
脳梗塞かガン。
目の前が真っ暗になりました。
脳梗塞であってくれ!そう願いました。
いますぐどうこうという状態ではなかったので、即入院というわけにはいかず、後日検査入院をしたわけです。
入院してからの検査は造影剤を使うもの。
ヨードアレルギーの母はアレルギーを起こさないように事前に薬を飲ませられ検査に挑みました。
そして結果は脳梗塞。
ホッとしたのですが、医者は大変気になることを…。
『脳梗塞を起こした場所が右の前頭葉部分で、やる気がなかったりボーっとしたりします。認知症の方も前頭葉に異常が見られるんですけどね。』
そう言われたけど、当然普通の生活が出来ると思っていました。
しかしながら、母は仕事が出来なくなっていました。
パソコンを触らせてもデータを消してしまったり、トイレもリハビリパンツが必需品になっていました。
そして1ヵ月後、意味不明の熱発を繰り返し、大学病院へ入院。
昨年の12月初旬まで入院していました。
結局その熱発の原因はわからなかったけど、症状はおさまりました。
しかしながら認知症の症状は進むばかり。
病院から
『帰るといって言うことを聞いてくれません。すぐに来て頂けませんか?』
という電話も何度かかかってきて、一時帰宅という形で家につれて帰ってきたことも。
意味不明な言動や行動も増え、介護認定を受け、現在は退院し介護施設でデイサービスを受けております。
というわけで、辛かったあんな日々から思わず笑っちゃったあんなことまで、介護で悩んでいる誰かのお手伝いが出来れば…と思い書き綴っていきたいと思います。
時には愚痴ることもあるかもしれません。
助けてと叫ぶかもしれません。
その辺は寛大な目で見てやってください。






